『ゲンロンβ』は、株式会社ゲンロンが年3回刊行する批評誌『ゲンロン』の姉妹誌です。2016年4月、『ゲンロン観光通信』からリニューアルし、現在も刊行を続けています。
2018年4月20日[金]発行
ゲンロンβ24 編集長=東浩紀
「ゲームの時代」へ Ⅱ
ゲンロンの未来 東浩紀/視覚認識の「四人称」性 大山顕/【鼎談】仮想通貨と人工知能/【『ゲンロン8』特別先行掲載】「ゲーマー」の変遷 今井晋/アートとビデオゲーム 黒瀬陽平/吉田雅史/西島大介
- ゲンロンの未来――創業八周年に寄せて 東浩紀
- スマホの写真論 第13回 大山顕
- 【特別鼎談】仮想通貨と人工知能──技術は経済を変えるのか? 井上智洋×楠正憲×塚越健司
- 【特別先行掲載】「ゲームの時代 10の論点(上)」一部抜粋 今井晋
- 「ポスト」モダニズムのハード・コア――「貧しい平面」のゆくえ 第24回 黒瀬陽平
- アンビバレントヒップホップ 第13回 RAP, LIP and CLIP――ヒップホップMVの物語論(後) 吉田雅史
- トゥルーエンドを探して 第8回 西島大介
今回は特別エッセイを掲載。 今年で創業8周年を迎えたゲンロン。この8年を振り返りながら、東が率直にゲンロンへの想い、そして未来を語っています。ぜひご一読ください。
自動的にシャッターを切るライフログカメラを、常に胸につけている大山さん。その写真を手がかりにして明らかになる、私たちの本当の「視点」とは。ゲーム、物語論を経由してたどり着く「4人称」論。
ゲンロンカフェの大好評イベントを活字化してお届け! 古代ギリシャから産業革命、さらにシンギュラリティ以降を射程に含んだ白熱の議論です。
5月刊予定『ゲンロン8』に掲載される「ゲームの時代 10の論点(上)」から「ゲーマー」の項を先出し! 「ゲーマー」の起源と変容、そして対立の歴史とは。
オブジェクト指向パラダイムが可能にした「名詞的」な表現。そして、それが初期ビデオゲームにおいてどのように応用されているのかーー。 Houxo Queの最近の作品を手がかりに、コンピュータ・アートの起源に迫ります。
三回にわたるMV論の完結編!「口パク」であるMVとヒップホップの「リアル」はどう切り結ぶのか?そしてMVと「自撮り」の意外な接点とは?渾身の15000字!
2010年代。ゼロ年代批評と呼ばれるシーンの果て。やがてくる断絶の直前の躁状態。ついにこの連載も「あの日」へ。