『ゲンロンβ』は、株式会社ゲンロンが年3回刊行する批評誌『ゲンロン』の姉妹誌です。2016年4月、『ゲンロン観光通信』からリニューアルし、現在も刊行を続けています。
2018年8月17日[金]発行
ゲンロンβ28 編集長=東浩紀
相対主義を超えて
【特別先行公開】ゲンロン叢書第一弾!『新復興論』 小松理虔/【対談】実在論化する相対主義(前) 千葉雅也+東浩紀/【再開!】リレーエッセイ・つながりβ 松山洋平/家族写真のゆくえ 大山顕/西島大介
- 【刊行記念特別先行掲載】『新復興論』「はじめに」全文公開 小松理虔
- 【対談】実在論化する相対主義――マルクス・ガブリエルと思弁的実在論をめぐって(前)千葉雅也+東浩紀
- 【再開!】リレーエッセイ・つながりβ 第5回 ユルい鉛筆 松山洋平
- スマホの写真論 第16回 家族写真のゆくえ 大山顕
- トゥルーエンドを探して 第12回 西島大介
9月1日に発売される『新復興論』の「はじめに」を一足先に大公開! 被災地の矛盾を目の当たりにしてきたアクティビストが、食・アート・観光による新しい復興のビジョンを語る本書のエッセンスが詰まっています。
話題の哲学書『なぜ世界は存在しないのか』の欠点とは? マルクス・ガブリエルと思弁的実在論、加速主義や人新世まで、思想界を牽引するふたりが現代哲学の最前線を語り尽くします!
ゲンロンカフェに登壇したゲストによるリレーエッセイが1年ぶりに復活! 再開初回はイスラーム教思想史研究者である松山洋平さんが、宗教をめぐる「ことば」の違和感を綴ります。
家族倫理を内在化した「歴史主義的写真」から、何気ない日常を映す「芸術主義的写真」、そして、スマホによる「脱・主義化」の時代へ。家族写真の変遷から現代を捉える注目の論考です!
『ディエンビエンフー』が全面描きおろし体制になったことで、出版社から原稿料を前借りしていた西島さん。借金返済のために執筆を再開するも、ゲンロンカフェやディアステが現れて…。