革命と住宅

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ゲンロン叢書015|『革命と住宅』本田晃子 著

四六判|本体348頁|2023年10月1日刊行|ISBN:978-4-907188-51-1


革命は「家」を否定する──
社会主義の理念を実体化すべく生み出された、ソビエト/ロシアの建築の数々。
しかしその実態は当初の計画からかけ離れ、狭小で劣悪な住宅環境と、建てられることのない紙上の「亡霊建築」に分離していく。
理想と現実に引き裂かれた建築から見える、大国ロシアが抱える矛盾とはなにか。
そしてそこで生きる人びとの姿はどのようなものだったのか。
webゲンロンの人気連載「亡霊建築論」と「革命と住宅」が大幅な加筆のうえ一冊に。

【目次】

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はじめに ソ連建築の二つの相

革命と住宅
 ドム・コムーナ 社会主義的住まいの実験
 コムナルカ 社会主義住宅のリアル
 スターリン住宅 新しい階級の出現とエリートのための家
 フルシチョーフカ ソ連型団地の登場
 ブレジネフカ ソ連型団地の成熟と、社会主義住宅最後の実験

亡霊建築論
 ロシア構成主義建築とアンビルトのプログラム
 ソ連映画のなかの建築、あるいは白昼の亡霊
 スターリンのソヴィエト宮殿、あるいは増殖する亡霊
 フルシチョフのソヴィエト宮殿、あるいは透明なガラスの不透明性について
 ブロツキーとウトキンの建築博物館、あるいは建築の墓所
 ガラスのユートピアとその亡霊

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おわりに

あとがき
ソ連社会主義住宅年表
本書に登場する建築家
初出一覧
参考文献
図版出典
参考映像


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