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海にたゆたう一文字に

¥ 350 ( ¥ 385 )

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猿場つかさ『海にたゆたう一文字に』



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猿場つかさ『海にたゆたう一文字に』


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この世界の全ての意味を込めた〝一文字〟についにたどりつくラストシーンはかぎりなくエモい。かつてないシスターフッド/クラゲ言語SFの誕生に拍手を贈りたい。
──大森望


巨大な彗星「海掃き」の衝突によって陸が海に呑まれ、文明が崩壊したあとの世界。海は「神の使い」と呼ばれる海濔(くらげ)に埋めつくされている。筆を使って海面に字を書き、海濔を自在に操ることができる主人公のアヤは、「海筆使い」として海濔船に乗り組む。
アヤは友人・スズと共に、ひとりの人生のすべてを表す特別な一文字──「禁字」を求めて旅に出る。

ゲンロン 大森望 SF創作講座>で第6回ゲンロンSF新人賞(選考委員:大森望、菅浩江、伊藤靖、東浩紀)に輝いた受賞作が、大幅な改稿のうえ電子書籍化。
書評家・翻訳家の大森望による解題を付す。


著者紹介
猿場つかさ(さるば・つかさ)
1989年、東京生まれ。ソフトウェアエンジニア。茶道裏千家(講師)。第6回「ゲンロンSF新人賞」受賞。主な作品に「海にたゆたう一文字に」(『ゲンロン15』)、「長い鰭で未来へと泳ぐ」(『小説すばる』2023年8月号)など。